人材採用・育児休業に使える助成金
人材採用・育児休業に使える助成金について
恐らく多くの企業で利用頻度が高く、受給漏れの可能性が高い助成金の種類として
「人材採用・育児休業(産休も含む)」に使える助成金が挙げられます。
該当する助成金をまとめましたので、ぜひ助成金の活用をご検討ください。
採用に使える助成金:キャリアアップ助成金(正社員化コース)
こちらの助成金は、比較的知名度が高いのではないでしょうか。
就業規則または労働協約などに制度を規定して、その規定に基づき
有期契約労働者等を正規雇用労働者等に転換または直接雇用した場合に助成されます。
採用で最も安心かつ、行いやすいのは、「働いている人を社員に登用すること」です。
派遣やパートタイマーとして働いている方を、社員として改めて雇用することで助成金が支給されます。
育児休業に使える助成金:両立支援等助成金(出生時両立支援コース)
女性の育児休暇を認めている企業は多いのではないでしょうか。
一方で、男性社員の育児休暇が認められている企業は少ないようです。
男性の育児休暇を認めていても、明確に制度化されていない企業も多々あるようです。
この助成金は、男性の育児休暇を制度化することによって助成される制度です。
助成に必要な育児休業は連続5日以上と、取り組みやすい点がこの助成金の特徴です。
育児休業に使える助成金:育児休業等支援コース
こちらの助成金は、女性がより育児休暇を取得しやすく、職場に復帰しやすい制度や環境を作った会社に助成されます。
社員の育休中、代替要員の確保や他の社員の残業時間が伸びるなど少なからずコストが発生します。
この助成金は最大で96万円と支給額が多く、会社の負担を減らしつつ、女性の育休取得を推進することができる助成金です。